【高齢者施設向け】高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種について
新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、令和3年5月10日(月)以降、高齢者を対象に実施される予定です。本町におきましても、「高齢者施設等での接種」のほか「集団接種」、かかりつけ医等による「個別接種」の準備を進めているところです。また、施設の高齢者と直接接する業務のある従事者につきましても、クラスター発生を抑制するため、入所者との同時期の接種が可能とされています。
そこで、接種のスケジュールや接種の概要、各施設に行っていただきたいこと等について、本ページにてお知らせしますので、各施設におかれまして情報の確認と施設内での情報共有をお願いいたします。また、下記の通り資料を作成していますので、ご一読いただきますようお願いいたします。この内容に基づいて、各施設におかれましては、接種に向けた情報の共有と準備等を進めていただきますようよろしくお願いいたします。
なお、現段階では、本町の接種体制やワクチンの供給量など、不明な点も多いですが、情報が明らかになり次第、随時情報提供を行いますので、今後も定期的に情報の確認をお願いいたします。
対象となる高齢者施設
・介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院
・特定入所者生活介護、認知症対応型共同生活介護
・養護老人ホーム、軽費老人ホーム、ケアハウス、有料老人ホーム
・生活支援ハウス
接種の対象となる方
65歳以上(昭和32年4月1日以前生まれ)の入所者
・高齢者施設に入所・居住し、令和3年度中に65歳以上(昭和32年4月1日以前生まれ)に達する方が対象です。
・65歳未満(昭和32年4月2日以降生まれ)の入所者は接種順位の違いにより、65歳以上の入所者と同時期にワクチン接種することができません。
高齢者施設の従事者(接種順位の特例)
・高齢者施設において利用者に直接接する職員のうち、施設内で65歳以上の入所者と同時期に接種を希望する方が対象です。
・職種は限定せず、併設施設・事業所職員等と兼務する者も含みます。
接種順位の特例とは
重症化リスクの大きさ等を踏まえ、高齢者と高齢者施設の従事者の接種順位は異なっていますが、施設内のクラスター対策のより一層の推進のため、町及び施設等の双方の体制が整う場合、介護保険施設や下記の一定の要件を満たす高齢者施設において、施設内で65歳以上の入所者と同時期に従事者の接種を行うことができます。
・市町村及び高齢者施設の双方の体制が整うこと。
・ワクチン流通量の単位から施設入所者と一緒に接種を受けることが効率的であること。
・施設全体における入所者の日常的な健康管理を行う医師等が確保されており、接種後の健康観察が可能であること。
接種に向けての手順
(1)接種場所の検討
平時の定期接種の接種場所や接種医等の協力体制も踏まえ、施設内での接種が可能かどうか検討してください。
(2)嘱託医や協力医、かかりつけの往診医等への接種の協力依頼
施設内接種や医療機関での接種について、各施設毎に入所者及び従事者の接種体制を検討し、医師の方へ協力を依頼してください。(ワクチン接種にあたり、医師の所属医療機関は事前に接種施設として登録を行う必要がありますが、現状として新型コロナワクチン接種を行う医療機関については未確定であるため、協力依頼に際し、医師の所属機関が接種施設となる予定があるかどうか伺ってください。)
各施設で検討可能な接種体制
【介護老人保健施設、介護医療院、介護療養型医療施設】 ※医師が配置されている施設
・施設が接種施設となって接種を行います。サテライト型接種施設としての登録が必要になります。サテライト型接種施設の登録を行った外部の医療機関が接種することも可能です。
【介護老人福祉施設、養護老人ホーム】 ※嘱託医等がいる施設(施設内診療所)
・嘱託医等の所属医療機関が接種施設となっている場合は、嘱託医等に協力を依頼し、巡回接種または医療機関での接種について検討してください。
・嘱託医等の所属医療機関が接種施設になっていない場合は、かかりつけの往診医等に依頼したり、近隣の集団接種会場や接種施設となる医療機関での接種を検討してください。
【認知症対応型共同生活介護、軽費老人ホーム、ケアハウス、生活支援ハウス、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅】 ※その他の施設
・協力医やかかりつけの往診医等の所属医療機関が接種施設となっている場合は、協力医やかかりつけの往診医等に協力を依頼し、巡回接種や医療機関での接種について依頼してください。
・接種施設になっていない場合は、近隣の集団接種会場や接種施設となる医療機関での接種を検討してください。
(3)入所者への説明
・平時の定期接種と同様に、本人や家族に説明し、本人の同意の有無を確認してください。
※予診票には接種に関する同意の署名欄があります。
・意思確認が難しい場合、家族や嘱託医等の協力を得ても、なお接種の意思を確認できない場合、接種は行えません。
(4)嘱託医等との調整結果及び接種希望者(65歳以上の入所者)の報告
※すべての事業者からの回答が必要です。
・嘱託医等と調整した結果(接種人数、接種医療機関等)を、所定の報告様式により町へ報告してください。
・町に接種希望者リストを報告してください。
報告様式:【提出2】(高齢者施設)接種希望入所者リスト.xlsx
(5)入所者の接種券到着確認
・接種券は住民票所在地に送付されます。接種を希望する65歳以上の入所者の接種券が接種までに手元に届いているか、確認と取りまとめを行ってください。
・国富町以外の市町村に住民票がある場合は、当該市町村から接種券が発送されますが、発送時期は市町村ごとで異なります。ご本人、ご家族の協力を得ながら接種券が手元に届いているか、確認をお願いします。
・家族の不在等により、施設での接種券を確保できない場合は、住民票所在地の市町村へご連絡ください。
(6)予診票の記入
・予診票は、接種券に同封して送付されます。接種の同意にかかる時間も勘案し、接種日までに記入してもらってください。
※予診票には、接種に関する同意の署名のほか、現在何らかの病気で治療中の方は、かかりつけ医等と相談したかどうかの質問事項があります。
(7)従事者への説明
・従事者としての接種について、職員に説明してください。
・接種は任意ですので、本人の同意の有無を確認してください。
(8)65歳以上の入所者と同時期に接種を希望する従事者の報告
※すべての事業者からの回答が必要です。
・所定の報告様式により、報告してください。接種を希望しない場合も含めて必ずご報告をお願いします。
報告様式:【提出3】(高齢者施設)接種希望従事者リスト.xlsx
(9)接種券付き予診票の配布
・(8)で報告いただいた接種を希望する従事者のリストに基づき、接種券付き予診票(2枚)を町から各施設に向けて直接送付しますので、対象となる従事者に配布してください(予診票は事前記入が必要です。)。
・従事者には住民票のある市町村から、当該市町村の接種スケジュールに沿って別に接種券及び予診票が送付されますが、この接種券及び予診票を用いて再度接種することがないよう伝えてください。
相談先
相談先等
相談機関 | 電話番号など | |
副反応等に関すること |
宮崎県新型コロナワクチン 副反応コールセンター |
0985-26-4609 年中無休 午前9時~午後8時 |
ワクチン全般に関すること | 国富町新型コロナワクチンコールセンター |
0985-33-9260 平日 午前8時15分~午後5時 |
高齢者施設におけるワクチン接種に関すること | 国富町 保健介護課 | 0985-75-9423 |
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保健介護課
TEL:
0985-75-9423
メールアドレス:
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