指定文化財 木造薬師如来及び両脇侍像(三躰)
三尊ともに桧材、漆箔、玉眼嵌入(かんにゅう)作りです。 中尊は左手を膝上で掌を上に薬壷をのせ、納衣を付けて螺髪に施毛を刻んでおり、結跏趺坐(けっかふざ)の安定した姿勢がとられています。
両脇侍像は高髻(こうけい)、髻(もとどり)、地髪ともに毛筋を刻み、天衣をかけて裳をつけて立っています。
この像の大方の形は鎌倉末頃の特色を示すと言われます。
- 県指定有形文化財(彫刻)
- 【昭和40年8月17日 指定】
- 像高:中尊52.1cm、左脇侍56.5cm、右脇侍57cm
- 作成時期:南北朝時代
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