「国富町ゼロカーボンシティ宣言」の表明について
令和7年2月28日、国富町は、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すため「国富町ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。
宣言の背景と目的
近年、地球温暖化に伴う影響により異常気象や雪氷の融解、海面水位の上昇が世界的に観測されています。本町においても、大型化した台風や集中豪雨といった過去にない自然災害が発生しており、地球温暖化は私たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。
地球温暖化対策として、2015年に合意されたパリ協定では、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること」が掲げられました。2018年に公表されたIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の「1.5℃特別報告書」では、「2050年までに世界全体の二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」とされています。
この目標を達成するため、日本政府は2020年に「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。
このような背景から、豊かな自然と文化を次の世代に引き継ぎ、望ましい将来像として掲げる「環境と共に歩む 明日を変える くにとみ」を実現するため、町民、事業者、行政が連携し2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティくにとみ」を目指すことを宣言します。
国富町の取組
計画本編
計画概要版
なお、国富町では上記のほかに、役場の事業から排出される温室効果ガス削減を図るために「国富町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」を策定しています。
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